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里親募集について

ダックスフントのみかんちゃん(飼い主が安楽死希望されていた子です)

本日、里親が決まりました

トライアルを行い、大丈夫ならお譲りすることとなりました

めでたしめでたし

???

でしょうか

今回、ネットでのお問い合わせや直接お電話いただいた方

反応していただきありがとうございます。

お叱りの声もありました

それも含めてありがとうございました。

結果として安心できる方にお譲りできました

このようなことは繰り返されている現状があります

命を大切にするというのも重要、飼い主の意識向上も重要ですが

万が一、飼えなくなった時の受け皿を用意することが一番大切なのではないでしょうか

犬を売るとき、譲渡するときは、

飼ってくれる人なら誰でも良い!ではなく

その人に万が一のことがあったとき、代わりにお世話できる人をちゃんと確認することが

重要だと思います。

今、犬猫を飼われている方、大切にされていると思いますが

あなたが何かあったとき、ちゃんとお世話できる方がいますか。

実はお話しをうけたときから、安楽死はしない覚悟(!)ではいたのですが

(本当はよくないですよ、病院はそういう機関ではなりませんし、保護する限界もあります)

みんなで考えていただきたくて募集投稿させていただきました。

目の前に、里親がいなければ安楽死希望という飼い主さんと元気なわんちゃんがいて、

さあどおするって・・・なりますよね・・・

誰が面倒みる?お金どうする?里親募集していい人くるかな?決まったとしても心配だよね?

そんな話になってしまう

安楽死なんてワードだして、病院に反感でない?そんな意見もありました。

院長は病院で保護して気長に募集っていってるけど

それもかわいそうだよね・・・

ってことで、スタッフ有志が名乗り出てくれてスタッフの子になりました・・・。

ほかの看護師からは「何かあったらお世話代わるから言ってね。。。」

獣医師からは「私の分の治療費はいいよ、ほかにお金もかかるし。診てあげる」

そんなやりとり・・・。

これって美談でしょうか

やれることはすべてやる

それは獣医療に関わる人間として当然だと思います

動物が好きだし、負担を負担だと感じない部分もあります

でも、現実的にボランティアには限界もある

病院もスタッフもみんな限界で、時間的なことや技術的なことでネット募集もできない病院だったら・・・

この子に安楽死以外の道はあったでしょうか

いわゆるボランティアさんたちは、どこもみんないっぱいいっぱい

というより、すでに限界超えてやってくれています

ネットの活用大いに結構、助け合いもとても大切(おかげでこの子は助かりました)

だけど、犬猫の販売、譲渡時、もう少し、きちんとしませんか

飼えますという言葉だけじゃなくて

万が一のときに、代わって飼える方に一緒に迎えに来てさらに一筆もらうのが一番だと私は思っています。

最初のお渡しの時にも来れない人が、万が一のときにあてになるとは思えません

それをするだけで、かなりの動物が救われると思います。

長文、お読みいただいてありがとうございます

ぜひ、関係者の方、ご考慮くださればと思います

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